寺報 清風












今回の寺報には、去る7月2日に「われ人ともに尊し」の講題にてお話いただいた大谷中・高等学校長の真城義麿氏の法話がありましたが、その内容を十分に掲載できなかったため、サイト上では別に全話を掲載いたします。

   真城義麿氏 法話「われ人ともに尊し」はこちらから



<大谷婦人会 秋の大会>

 10月17日(火)午前10時から、法話は境昭英氏、東境の泉正寺の住職。

<本山・報恩講バスの旅>

 11月24日(金)に、本山・東本願寺の報恩講に参拝いたします。昼食後、鹿王寺、嵐山近郊散策など。参加費は8千円。定員になり次第締め切ります。

<お取越のおつとめ>

 9月中旬、長篠地区の中部から始まります。10月下旬から世話方を通じて、各所に御伺いします。一年に一度門徒の家での、宗祖・親鸞聖人をお慕いするおつとめです。11月下旬の報恩講を勤め終えてから12月下旬までは、申し込みいただいた各戸に“お取越”に伺います。

<仏華について>

 夏場の仏華はすぐ枯れてしまうので、生ける回数が最も多くなる。約1週間に一度の割合。生花は購入するので良いのだが、芯の木を入手するのが大変です。猛暑の中、姿勢のいい形のもの、長さが1m以上で、まっすぐで姿勢いい形のものを探し、切って本堂に運ぶ。まさき、ヒカサキ、いぶき等々。

 後堂で樹芯を仕組む折には、CDをセットし音を楽しみながら作業する。本堂の両余間には壁面にスピーカーが埋め込んである。一時代前のアルテックA7という大型のSPです。おもにクラッシック、イージーリスニングを好んで聞きながら。本堂とて室温は高い、その内陣に生き生きとした華瓶を置く。新たな仏華のみずみずしさは、気持ちよく心を和ませてくれます。

 墓地、一向浄苑に於いて最近ほんの一部に造花、プラスチックの花が見受けられた。炎天下のもとでの花を憂いてのことと推測もできますが、猛暑の中にあっても極力生花をあげていただけたらと思わされました。ひょっとして家の中の仏壇に供える花が、イミテーションであったならば残念な極みです。






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2006年9月号

紙上法話
発行所
真宗大谷派 称念寺
発行人 住職 伊勢徳